PMBOKガイドの歴史

PMBOKガイドの歴史に少し触れさせていただきます。PMBOK(Project Management Body of Knowledge)とは、(日本のみならず)世界的に行われているプロジェクトマネジメントに関するノウハウや手法を体系立ててまとめたものです。現在最も有用なグローバルスタンダードなプロジェクトマネジメントのガイドの一つと言えます。PMBOKガイドの発端は、1987年にアメリカの非営利団体PMIが「A Guide to the Project Management Body of Knowledge」というガイドブックを発表したことがスタートです。その後、だんだんと世界中に認知されるようになり、現在ではプロジェクトマネジメントの世界標準(事実上のグローバル標準)として世界各国に浸透しています。PMBOKガイドの内容は4年に1度くらいのペースで改訂され、今の最新版は2017年に発行された第6版となっています。

 

PMBOKガイドの詳細については、こちららから⇒PMBOKガイドについて
PMBOKガイド第6版

 

PMPとは・・

PMP(Project Management Professional)とは、米国PMI本部が認定しているプロジェクトマネジメント(PM)に関する国際資格のことです。PMPの資格を得るための試験であるPMP試験は、主にPMBOKガイドの内容に沿って出題される試験であり、プロジェクトマネジメントに関する一定水準のPM経験とスキルを有することをPMIが資格認定します。(問題の出題範囲は、主にPMBOKガイドからなのですが、それ以外のプロジェクトマネジメントの分野からも出題されます)
PMP試験の出題範囲は、こちらのブログで詳しく紹介されております。
ご参考に⇒PMP試験問題出題範囲(Exam Content Outline)

 

PMP試験の特徴は、資格試験ではあるものの、日本の資格試験にあるような単純な知識を問う資格試験ではなく、プロジェクトマネージャーの在り方や、プロジェクトマネジメントの取り組み方・プロジェクト経験などの実践的な内容に試験のウェートを占めております。

 

また、一度PMP試験に合格してしまえば安泰という種類の資格試験ではなく、3年ごとにCCR(Continuing Certification Requirements:継続認定要件)と呼ばれるプログラムの履行が義務付けられます。3年ごとにPDU(Professional Development Units)という単位を60単位以上取得することが求められており、3年間での60単位に満たない場合は、PMP資格が喪失してしまいます。結構厳しい!PMP試験対策講師である私も、定期的にPDU申請を行っております。このあたりの詳しい内容はこちらのブログに説明がございます⇒PMP更新は3年ごと

 

PDUは、教育プログラムの受講や専門的な記事の執筆や講演活動などによって認められます。つまり、PMPホルダーは、PMP取得後も継続してプロジェクトマネジメントに関わっている必要があるという実務重視の考え方があるのです。