PMBOKガイドとの出会い

このサイトに訪れに来ていただいている方は、ほとんどの方がPMP試験に合格したい、プロジェクトマネジメントに興味がある方々だと思います。皆さんは、いつPMBOKガイドやPMPの存在を知りましたか? 会社の上司から勧められたり、お勤めの会社がPMP取得を当然のこととしている企業も少なくありませんよね。IT関係や建設系の企業は、PMP取得が昇格や昇給の必須条件になっていることもございます。

 

PMP試験対策講師をしている私のお話を少しさせていただきたいと思います。

 

転職活動の面接中にPMBOKガイド

私がPMBOKガイドを知ったのが2013年だったと思います。当時とある製薬企業で治験のプロジェクトマネジャーをしておりました。プロジェクトが完了し、次のプロジェクトが走っていなかったので、転職をすると決め、その転職活動の面接でPMBOKガイドとPMPを知ることができたのです。

 

外資系の製薬企業、CRO(CrinicalResearch Organization)のマネジャーのポジションに応募していた時、外資系の企業の面接中に「PMBOKガイドはご存知でしょうか?」と問われました。私は正直に「聞いたことがないです」と答えたのですが、その面接官の統括部長の方はPMBOKガイドとPMPについて私に詳しく説明いただけました。

 

統括部長「弊社でマネジャーをしながらプロジェクトマネジャーをされるのであれば、是非PMBOKガイドを理解してプロジェクトマネジメントをしていただきたい。PMPは入社後、半年以内に取得してください。PMPはグローバルスタンダードなプロジェクトマネジメントの手法なので、どこでプロジェクトマネジメントをされる場合にも、損はない非常に有用な資格ですよ。次の面接では、プロジェクトについて英語でプレゼンテーション(15分+5分(質疑応答))をお願い致します。それをクリアーされたら、シンガポールのアジア統括マネジャーと、電話で英語面接をお願い致します。それが最終面接となります。」

 

とのことでした。

 

次の面接まで10日間ぐらいしかなかったので、急いでAmazonでPMBOKガイドの解説本(簡略化したもの)を購入して、プロジェクトについて学びました。
プロジェクトは独自性があり有期性(終わりがある)ものであると記載がありました。←言われてみれば独自性と有期性があるのですけれど、あまり意識してプロジェクトを回していなかったな・・・と思いました。

 

この時PMBOKガイドを知ることができたので、現在ではPMPを保有し、PMP試験対策講師を自分のやりたい職業として実現することができたのだと思います。

 

人生は何がきっかけで、自分の人生が大きく好転するかはわからないですが、私にとっては、あの時の面接中にPMBOKガイドを知ることができたのが、が現在の起点になっていると思います。

 

 

 

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